llms.txt ファイル は、サイトマップが検索エンジンを支援するのと同様に、LLM がコンテンツをより効率的にインデックス化できるようにする業界標準です。AI ツールはこのファイルを用いてドキュメントの構造を把握し、ユーザーの問い合わせに関連するコンテンツを見つけられます。 Mintlify は、プロジェクトのルートに llms.txt を自動でホスティングし、ドキュメント内の利用可能なすべてのページを一覧します。このファイルは常に最新で、メンテナンスは不要です。必要に応じて、カスタムの llms.txt をプロジェクトのルートに追加できます。 ドキュメントサイトの URL の末尾に /llms.txt を付けると、llms.txt を表示できます。 このサイトの llms.txt を開く

llms.txt の構成

llms.txt ファイルは、次の内容を含むプレーンな Markdown ファイルです:
  • H1 見出しのサイトタイトル
  • ドキュメント内の各ページへのリンクと説明を含む構造化されたコンテンツセクション
Example llms.txt
# Example product docs

## Guides
- [Getting started](https://example.com/docs/start): Intro guide
- [Install](https://example.com/docs/install): Setup steps

## Reference
- [API](https://example.com/docs/api): Endpoint list and usage
このように構造化することで、LLM はドキュメントを俯瞰的に効率よく処理し、ユーザーの問い合わせに関連するコンテンツを特定できます。これにより、AI 支援によるドキュメント検索の精度と速度が向上します。

llms-full.txt

llms-full.txt ファイルは、AI ツール向けのコンテキストとしてドキュメントサイト全体を1つのファイルにまとめ、LLM のクロール/アクセスによってインデックス化されます。 Mintlify は、プロジェクトのルートに llms-full.txt を自動でホストします。ドキュメントサイトの URL の末尾に /llms-full.txt を付けると、llms-full.txt を閲覧できます。 このサイトの llms-full.txt を開く

カスタムファイル

カスタムの llms.txt または llms-full.txt を追加するには、プロジェクトのルートに llms.txt もしくは llms-full.txt を作成します。カスタムファイルを追加すると、同名の自動生成ファイルは上書きされます。カスタムファイルを削除すると、デフォルトのファイルが再び使用されます。 カスタムの llms.txt または llms-full.txt には、サイトタイトルを H1 見出しとして含める必要があります。その他の内容は任意です。任意セクションやベストプラクティスの詳細は、llms.txt 仕様の Format を参照してください。