広告グループは、X Ads API ではラインアイテムと呼ばれ、キャンペーンの配下にあり、特定の X ユーザーに対するターゲティングや入札に使用されます。広告主は、ラインアイテムに関連付けることで、Post やメディア(例:In-stream 広告としてプロモートされる動画)を配信します。Ad Group も参照してください。
広告主が実施する各キャンペーンは、既存の資金手段の配下で作成する必要があります。キャンペーンでは、広告キャンペーンの名称、配信スケジュール、予算などを設定できます。Furni の例にならえば、「Furni home decor」というキャンペーンを作成できます。広告アカウントには、アクティブなキャンペーンの上限が最大200件という制限があります。この上限は、広告主のアカウントマネージャーによって引き上げられる場合があります。キャンペーンは、終了時刻に達するか予算を使い切るまでアクティブと見なされます。一時停止中のキャンペーンも、上限数の算定上はアクティブなキャンペーンとして扱われます。
キャンペーンには1つ以上の広告グループを設定でき、X Ads API では広告グループを「ラインアイテム」とも呼びます。ラインアイテムはキャンペーンを構成するセグメントと捉えられ、それぞれ固有のターゲティング設定とクリエイティブを持ちます。複数のラインアイテムを含むキャンペーンは、しばしば「広告グループキャンペーン」と呼ばれます。1つのキャンペーン内に複数のラインアイテムを設定する利点の1つは、ターゲティングとクリエイティブの組み合わせに、より多様なバリエーションを持たせられる点です。「Furni home decor」キャンペーンでは、たとえば2つのラインアイテムを作成できます。1つは「サンフランシスコの住宅購入者」、もう1つは「ロンドンの住宅購入者」です。キャンペーンごとに最大100件のラインアイテムを設定でき、広告アカウントあたり、すべてのキャンペーン合計でアクティブなラインアイテムは4,000件までに制限されます。
X のモバイルアプリプロモーション計測は、インストールやその他のアプリ内コンバージョンの促進を目的に設計された、X 上の広告キャンペーンの成果を広告主が追跡できるようにします。X のモバイル計測パートナーは、広告主が X でプロモーションしているアプリにおいて、どのコンバージョンを計測・追跡するかを管理できる機能を提供します。MACT の概要
プロモートアカウント(フォロワーキャンペーン)は「おすすめユーザー」の一部で、現在フォローしていないものの興味を持つ可能性があるアカウントを提案します。プロモートアカウントは、ユーザーが楽しめる多様なアカウントをより広く紹介するのに役立ちます。プロモートアカウントにより、広告主は自社アカウントを宣伝して X 上でオーディエンスを拡大できます。フォロワーキャンペーンは、ホームタイムライン、「おすすめユーザー」、検索結果など X プラットフォーム上の複数の場所に表示され、この提案には他のおすすめアカウントと区別するため「プロモーション」のラベルが付与されます。
前述のとおり、ターゲティング条件はラインアイテムに関連付けられます。ロケーション、キーワード、性別から、ユーザーの行動や関心といったより細かな属性まで、さまざまなターゲティングを利用できます。「Home Buyers in San Francisco」というラインアイテムでは、「home buying」という行動と「San Francisco」というロケーションを組み合わせてターゲティングすることが考えられます。利用可能なターゲティングの種類については、開発者サイトの Targeting Overview ページをご覧ください。