メインコンテンツへスキップ
エンタープライズのエンドポイントは、編集済みの Post のメタデータを提供するよう更新されました。Edit Posts 機能は2022年9月1日に X 社員を対象としたテストで初めて導入されました。この日以降、対象となる Post は 30 分間に最大 5 回まで編集可能でした。2022 年 9 月 29 日以降に作成された Post のすべてのオブジェクト には、たとえ Post が一度も編集されていなくても Post の編集メタデータが含まれます。Post が編集されるたびに新しい Post ID が作成されます。Post の編集履歴は、元の ID から始めてこれらの ID を連結することで表現できます。さらに、編集チェーン内のいずれかの Post が削除されると、そのチェーン内のすべての Post も削除されます。 これらのメタデータの詳細は自動的に含まれます。利用可能な編集履歴をPostオブジェクトに含めるために、リクエストパラメータは不要です。 これらの新しいメタデータにより、開発者は次のことを把握できます:
  • 作成時点で Post が編集可能だった場合。投票を含むものや予約済みの Post など、一部の Post は編集できません。
  • Postは30分間編集でき、最大5回まで編集が可能です。編集可能なPostでは、残りの編集時間と残りの編集回数を確認できます。
  • 編集されたPostのバージョンを表示している場合。ほとんどの場合、Post IDで特定の過去バージョンを明示的に要求しない限り、APIはPostの最新バージョンを返します。
ルートレベルに新たな Post 属性が3つ追加されました。
  • edit_history  - Post の編集履歴に関連するすべての Post ID を返します。“initial_tweet_id” 属性は元の Post を示し、“edit_tweet_ids” 属性はその編集履歴に紐づくすべての ID を含む配列です。Post が編集されていない場合、この配列には ID が 1 件のみ含まれます。
"edit_history": {
    "initial\_tweet\_id": "1283764123"
    "edit\_tweet\_ids": \["1283764123"\]
  }
  • edit_controls - 30分の編集可能時間の終了時刻と、残りの編集可能回数を示す属性を提供します。
"edit_controls": {  
     "editable\_until\_ms": 1660155761384
     "edits_remaining": 3   
  }
  • editable - 作成時点でその Post が編集可能だったかを示します。
“編集可能”: true ほとんどのPostは対象です。ただし、次の種類のPostは対象外です。
  • Post はプロモーション対象です
  • Post に投票が含まれています
  • Post は自己スレッド以外への返信です
  • Post は Retweet です(Quote Tweet は編集可能である点に注意)
  • Post は nullcast です
  • コミュニティの投稿
  • Super FollowのPost
  • 共同Post
未編集のPostの属性例 以下のJSONは、編集Post機能の追加後に投稿されたPostに含まれる編集メタデータを示しています。なお、この例は編集履歴がないPostの場合です。 “edit_tweet_ids” 配列には id が1つだけ含まれる点に注意してください。
{
  "created_at": "Wed Aug 16 18:29:02 +0000 2022",
  "id": 1557433858676740098,
  "id_str": "1557433858676740098",
  "text": "編集ボタンを使うことはあるだろうか",
  "edit_history": {
    "initial_tweet_id": "1557433858676740098",
    "edit_tweet_ids": ["1557433858676740098"]
  },
  "edit_controls": {
    "editable_until_ms": 1660155761384,
    "edits_remaining": 5
  },
  "editable": true
}
編集済みのPostの例示的な属性 以下のJSONは、編集Post機能の追加後に投稿されたPostに含まれる編集メタデータを示しています。これは、1回だけ編集されたPostの例です。 “edit_tweet_ids” 配列には id が2つ含まれます。1つは元の Post、もう1つは編集後の更新に対応するものです。
{
  "created_at": "Wed Aug 16 18:35:42 +0000 2022",
  "id": 1557445923210514432,
  "id_str": "1557445923210514432",
  "text": "編集ボタンをいつか使うことはあるのだろうか",
  "edit_history": {
    "initial_tweet_id": "1557433858676740098",
    "edit_tweet_ids": ["1557433858676740098", "1557445923210514432"]
  },
  "edit_controls": {
    "editable_until_ms": 1660155761384,
    "edits_remaining": 4
  }
  "editable": true
}
コンプライアンス対応支援 Compliance Firehose と v2 の batch compliance endpoint は、いずれも Post の編集に対応するよう更新されました。 Compliance Firehose に新しい「tweet_edit」イベントタイプが追加されました。
{
  "tweet_edit": {
    "id": <tweetId>,
    "initial_tweet_id": <tweetId>,
    "edit_tweet_ids": [<tweetId1>, <tweetId2>, <tweetId3> ...],
    "timestamp_ms": "<timestampMsStr>"
  }
}